2016年8月28日日曜日

最近読んだ本【学校では教えない「社会人のための現代史」】

最近読んだ本は池上彰さんの「学校では教えない社会人のための現代史」です。


通常このような「学校では教えない○○」というタイトルの本だと、人道に反している話であったり、エロ話であったり、教えるほどでもない下らない話だったりすることが多いと思うのですが、この本はそういう類のものではありません。
というのも現在の学習指導では近現代史は詳しく教えていないからです。

実際、私も冷戦について「冷たい戦争」としか教わっていません。
全く意味が分からなかったのですがそれを聞いて学生の時に思ったのが「戦争に冷たいも熱いもあるのかよ!」ということです。

本書では冷戦についてもしっかりと書かれていて、学生の時に聞いた冷戦とはイメージが180°変わって本当に危機的状況だったのだと思いました。

また、関係が良好でない中国や韓国とは何があって今の状況になっているのか、ソ連のことや中東問題の元凶など学校では教わらなかったが知らなければいけないことを知るための入門書としてとてもやさしく書かれているので是非読んでみてはいかがでしょうか。



ちなみに、本書でトルコの首都がイスタンブールと書かれていたのですがトルコの首都は1923年からアンカラです。
図書館で借りていたのでもう手元にないのでどのように書かれていたか覚えていないのですが、たぶん間違いだと思います。
関係ないですがオーストラリアの首都はキャンベラですよ(シドニーじゃないです)。
間違えやすい定番ですね。



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